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No.009 私のリフォーム体験記(2)
〜工事の段取りから施工、そして新しい生活まで
(05/12,1999) 美里学
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当時私は、室内装飾関連の仕事をしていましたので、マンションのリフォームなどは「お手の物」という感じで要領を得ていました。必要な材料などは直接メーカーから取り寄せたり、大きな現場で残ったカーペットや塗料などもいただき持ち帰り利用できました(^^)。解らないことや自分ではできない作業は、知り合いの業者さんに助けてもらったりする事もできました。
少し話はそれますが、マンションのリフォームなどで建築家が関わっているケースは少ないでしょうし、建築家が手を出すほどのことではないように思われている方も多いのではないでしょうか。しかし私は、最終的に空間を活かすも殺すも設計者次第ではないかと考え今でも仕事をしています。リフォーム業者に頼む場合、計画で疑問点などが生じた場合は、納得いくまで質問を繰り返して説明をしてもらうことが大事です。
リフォームの時、初めに手を付けたのはクロスめくり、次がカーペットめくりです。めくった後は、下地が悪いところの補修や窓額縁(サッシと壁を見切っている材料)等の塗装を行いました。
ここまでは自分でやってもたいしたことはありませんでした。しかし次のフローリング張りでは約14畳分と廊下を自分で施工したのですが、これが考えていた以上に時間がかなりかかってしまいました。自分は器用な方でそんなにも時間はかからないだろうと思っていたのですが、柱型など出隅、入隅部分の切りかきは思っていた以上に難しく職人さんの苦労がよくわかりました。
フローリングはマンションなど集合住宅に向く防音処理がされているもの(下の階に音が響かないようにゴムやウレタン等の特殊クッション材が張り合わせられている)でL値(JIS及び日本建築学会遮音基準)がL-45(マンションや集合住宅の適合基準で少し気をつければ気がねなく生活できる基準)のフローリングを使いました。
クロス張りは全室張り替えるとなると、自分でできるものではないと思っていましたので知り合いの業者さんに頼みました。最後に今までの汚れや工事の片づけなど美装を行い約3ヶ月(夜な夜な作業で)かかりましたが、できることは自分でやったため、それなりの満足感を持てました。
このリフォームは10年以上も前のことですが、自分たちで考えてリフォームしただけに実際に住むようになり、使い勝手や居心地もなかなか良かったように覚えています。私にはいま3人の子供がいますが、最初のこのマンションでは子供が2人のときまでの約6年間住んでいました。そして3人目が生まれることが分かり、「もう少し大きい間取りがいいなあ」と思ったのが、2回目のマンション購入動機となりました。(この項、つづく)■
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