★HABITAT:住まいにひとこと:マンションリフォーム体験記・その1★

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No.042 マンションリフォーム体験記・その1
    〜マンション購入の動機から物件確定まで(11/01,1999) 河邊圭吾

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 マンションを購入しようと決意したのは突然だった。それまで社宅住まいだった私達夫婦は、「次に引っ越しする時は(一生住む事が出来る)一戸建て」と思っていたからだ。私達はマンションに対して大きな抵抗感を持っていた。それは、二人とも実家が一戸建てで、小さい時からそこで育ったことが大きく関係しているのだろう。

 しかし、背に腹は代えられない事情が発生してしまった。共働き(夫婦とも同じ職場)の私達には2人の男児(当時2歳と0歳)がいる。長男は、毎日私が車で一時間近くかけて職場近くの保育所まで通わせていた。勤務時間が長いことから、地元の保育所では時間内に子供を迎えに行くことが出来なかったからだ。

 一方次男は、育児休暇中の家内が面倒をみていたが、そろそろ1歳に近くなってきて、保育所に通わせ始めなければならなかった。保育所が遠いため、親も子供も寝不足が続くような毎日だったのだが、これが子供2人となると到底不可能である。マンション購入の動機は、職場と保育所と家を近くし、毎日の生活にゆとりを持たせたいという切実な願いからだ。

 しかし、マンション購入など初めてで、どうやって物件を探したらよいのかわからなかった。そこで相談したのが、会社の先輩Nさん。夫婦共働きであるNさんは私たちとまったく同じシチュエーション、つまり職場と保育所の近くにある中古マンションを購入していた人なのだ。「近所の物件は新聞のチラシで頻繁に入るから持ってきてあげるよ」「もし良 かったら僕らが頼んだ仲介業者を紹介しようか」などと暖かいお言葉。最終的には紹介してもらったS不動産販売のT氏に仲介を依頼することにした。

 その頃にはかなり研究も進み、狙いのマンションが決まってきた。築13年を経たそのマンションは大規模補修工事を間近に控え、数件が売りに出ていたのだ。保育所まで歩いて3〜4分、会社までは歩いて15分程、近くに大きな建物もないそこは、すこし買い物が不便なのと、最寄りの交通機関がバスしかない事を差し引いても、ベストの物件と言えた。

 T氏に連れられ部屋を見学する。マンションは13階建てで、東棟、南棟、西棟の3棟が丁度「コ」の字型に連なっていた。

物件A:西棟5階の端部屋3LDK、ベランダが西側の他に東側にもあり、北側にも窓があるのが特徴、但し内装・建具は子供と犬がボロボロにしている。

物件B:南棟3階の4LDK、広いだけあって少し値段が高い。またすでに商談中との事。

物件C:南棟2階の3LDK、半年前に改装済みですぐ入居可能、しかしバス通りに面していて、サッシを開けると騒音がひどい。

物件D:東側8階の3LDK、まだ居住中の物件、部屋はきれいに使用、但し買替特約のためいつ入居可能になるか不明。

 物件Dにも引かれたけれど、できるだけ早く入居する必要もあり、結局物件Aを選択した。LDのベランダは西向きだけど、高い建物がないため、遠くまで見渡せるし、北側の窓からも公園や川が見渡せるなど、気に入った点も多かったからだ。内装がボロボロの点も考慮し、Tさんに価格交渉を依頼する。【改装前のリビング・写真1改装前のキッチン・写真2】結局1割近い値引きに成功し、めでたく契約する事になった。(この項、つづく)■

 

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河邊圭吾・顕子(かわべけいご・あきこ)
■プロフィール
 圭吾:1964年生まれ。現在製薬会社の研究職。入社してから寮住まい、結婚してからも社宅住まいで、今回初めてマンションを買った。なにもかも素人だったが、美里さんらのご指導により、満足のいく住まいを得る事が出来た。

 顕子:1966年生まれ。同じく製薬会社の研究職。2人の男児を抱え、さらに3人目をおなかに抱えているワーキングマ ザー。仕事を続けるために、マンション購入を決断。



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