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No.068 親子で考える住教育(8/20,2000)
美里学
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家庭科の先生たちの間で、これまで主流だった裁縫や調理中心の授業から、住宅や暮らしを考える「住教育」への取り組みが目立ってきている。
今春から試行され、2002年度以降に完全実施される文部省の新しい指導要領でも、「生きる力を育てる教育」がうたわれている総合的な学習の時間(総合学習)が設置され、教科の枠を超えた学習が自由なテーマで行われることになる。
身近な生活の問題が学校教育で行われることは良いことだと思う反面、土地柄や育った家庭環境などによって養われる知識や価値観など大きく異なる問題をどう取り扱っていくのかという不安は残る。
また、本来なら家庭内で行われていたことが、親たちが教えることをしなくなった、いやできなくなったという理由で、代わりに学校が教えるということに対しても、いかがなものかと思うのである。
教える側の教師も、力量や人間性が問われることになり戸惑いもあるだろうが、指導要領と教師自らの経験だけという物差しでは、住教育に関しては不十分であることは間違いない。教える側の教師も総合学習の時間だけは、生徒と一緒に学ぶという謙虚な気持ちで、子供たちと接する必要があるといえるだろう。
総合学習で住教育に取り組まない学校もあるだろうことを考えると、今まで以上に住まいや暮らしに関する教育を家庭内で行っていく必要があることはいうまでもないことだろう。
子供の夏休みの自由課題、まだ決まっていないようならこの機会に親子で住まいについて勉強してみてはいかがだろう。
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