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No.074 若年化する住宅取得層(9/26,2000)
美里学
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住宅金融公庫が行った1999年度の融資利用者調査では、利用者の平均年齢は、 戸建て注文住宅40.5歳、建て売り住宅37.7歳と、どちらも前年度より若年化している。
また、マンション、建売り住宅の購入価格と注文住宅の建設費とも低下しているものの、広さに関してはマンションの床面積は71.4m2と過去最高を更新し、ゆとりのある物件を望む人が多くなっている。
さて、住宅取得の平均年齢が低下したことは、住宅ローン減税や低金利、販売価格の低下により20歳代後半や30歳代前半の人でも購入可能になったことが上げられるが、同時に不景気によるリストラや教育費の負担など将来が気がかりな30歳代後半から40歳代が購入を見合わせているという点も忘れてはならない。
これらの傾向は、景気や政策に左右されているところもあり、本来のよりよい住環境を供給しようとする住宅政策のありかたとは異なっている要素が含まれていることに注意していただきたい。特に若年層の皆さんにも、いずれ教育費の負担を感じる時期が来るということと、売れている物件の規模が必ずしも将来の永住可能な規模になっていないことなどを考えると、返済計画や将来の家族構成をよほど慎重に考えた人以外は、後悔する人が多いのではないかと思うのだが、皆さんその当たりは大丈夫でしょうか?
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