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No.097 庭木の管理サービス (4/28,2001) 美里学
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昨年から、CMなどでもお馴染みのあの「ダスキン」が、庭の維持・管理事業で米国最大手のサービスマスター社と提携し、一般家庭の植物に関するサービス事業に参入している。大阪地区で実験的に行われていた展開が、明瞭な料金体系や高所作業が困難な高齢世帯に対して好評という事で、今年から全国に代理店を募集し2003年には150店舗で展開する構想となっている。
1年を7期に分け季節に応じて害虫駆除や剪定を行うサービスは、50坪までの敷地の住宅の場合で1回5千円から。必要に応じて行われる剪定、刈込が2万8千円などとなっている。それに、期間中の外注駆除後新たな害虫による被害が出た際には、無料で駆除を繰り返す「庭木ムシゼロ保証」も設けているとのこと。
2005年までに全国で300店を出店させ、ダスキンの持っている顧客データーをベースに事業展開するとのことだが、知名度と機動力で挑むダスキンと競合することになる個人経営中心のエクステリア業界としては、価格面や充実したサービスなどより明確な消費者への対応が迫られることになるため、場合によっては造園業者の陶汰も加速するのではないかと考えられる。
住宅の新規着工戸数が先細りすることを見越し、このような外廻り(エクステリア)の工事やサービスを事業化する住宅メーカー、リフォーム業者、ハウスクリーニングメーカ等が増えてきている。何れも、定年退職した男性を新たに採用したり、女性では困難な外廻りや高所の作業に目をむけた新規事業展開といえるのではないだろうか。
ただ、新規参入する企業があることはエクステリア業界の活性化にもプラスにはなるのだが、それ故に人材が流失し業界としての技術低下を招く恐れも十分に考えられる。何れにせよ、ダスキン他、事業関係者のメリットではなく、消費者にとって何がメリットであるかということを明確に打ち出すようにしなければ、エクステリア業界の発展も望めないといえるのではないだろうか。■
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