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No.135 後悔しない庭づくり−1 (11/1,2002) 若松憲造
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庭や外構工事の設計をするにあたって優先すべきものは、お客様が後悔しないことだと考えます。それはすなわち、使い勝手だと考えます。流行のスタイルや材料をあれこれ取り入れたいが為に、使い勝手が悪いものでも、やせ我慢しなければならないようでは、本末転倒ではないでしょうか?
また、庭をつくるという作業は車を買うのとは違い、一生で一度、経験するかしないか、もしくは何度もつくる機会に恵まれる方も、車を買い換える回数とは比較にならないかと思われます。一生に一度、数千万という大金を払って購入したマイホームの庭をつくる。確かに、土地や建物の値段からすれば、外構工事や植栽工事は一つ桁が違います。それでも新しく外構工事をしようと思えば、車が買えてしまう大きな買い物です。
しかし、これだけ大きな買い物であるにも関わらず、玄関の扉を開けてから、車のドアを開けるまでの導線があまりに不自然だったり、一軒家でゆったり湯船に浸かれると思いきや、隣屋の視線が気になり落ち着かなかったり、緑いっぱいの素敵な庭ができたと思ったら、木が年々葉を減らしていったり、庭ができた瞬間は気合を入れて花を植えていたのが、出産を機に手入れが追いつかなくなったり・・・。こんながっかりしてしまうことが、あまりに多くありませんか?
どうしてこんなことが起きるのでしょうか?理由はいくつか考えられます。
1.ハウスメーカーが受注したいが為に、外構・植栽工事でコストダウンを図るから。
2.ハウスメーカーの外構・植栽工事を請け負っている業者が、事務的に図面を描き、見積りがしやすいように、いつも同じ材料・同じパターンしか採用しないから。
3.建売の場合、どんな方が購入するのかわからないため、嫌われない無難なものをつくるから。
4.施工業者が仕事を請け負ってもハウスメーカーがマージンを抜いてい くので、まともな設計予算もないし、する気も起きない。
ここまでは、住宅の販売に関する原因です。
では、ハウスメーカーが全て原因で、悪者なのでしょうか。他に原因はないのでしょうか。(次回に続く)■
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