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No.148 若松憲造のガーデニング講座「第4回 庭の照明計画(ライトアップ)について」 (5/16,2003) 若松憲造
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今回は、庭のライトアップについて書いてみます。ライトアップのお手本は都会の商業施設や飲食店といった建築の分野にあります。間接照明やアップライト、スポットライトなどさまざまな手法があるにも関わらず、庭のライトアップになると、優れた提案がなされていないと感じています。そこで、照明のプランニングについてはもっと施主が積極的に要望を出した方が良い結果が出るのではないかと思い、是非知っておいていただきたい照明に関する知識を紹介ます。
まずは、電圧から説明します。コンセントからとる電圧は通常100Vですから一般的な照明も100Vです。他に12Vの商品がありますが、100Vから12Vに電圧を落とすトランスという器具を通して照明へ電気を供給しています。ですから、12Vの照明の先に100Vの照明を直列に配線することはできないということになります。
次はケーブルの説明をします。ホームセンターで売られる商品は、コンセントへ差し込むプラグがついている機器が多いです。しかし、エクステリア業者が施工する商品は、ケーブルを現地で必要な長さだけ取り付けれるような機器を使用します。そのような機器を使用する場合は、雨が当たる場所、水で浸る場所での継ぎ足しは漏電して感電する恐れがあるので厳禁といえます。電気屋さんに依頼すればだいたいの商品のケーブルは交換可能です。
次は、配線の方法です。新規のエクステリア工事の場合、電気のケーブルは、樹脂のパイプ(電設用)をブロックの中や土の中に埋設してその中に通しますからケーブルが露出しません。ですが、できあがった後から庭の中に配線しようと思うとどうしても隠すことができないケースがでてきます。その場合、庭の中に屋外コンセントをとりつけてそこから電気をとる手法があります。部屋内のコンセント部分から外壁に向けて小さな穴を空けてコンセントBOX等を取り付ければ電気を外へ送ることが可能となります。家の側面など土が残っていれば配管をして埋設することも可能です。そのケーブルの先に防雨型の屋外コンセントを取り付ければホームセンターでも市販されているプラグ付の照明も取り付け可能となります。
照明器具の付属機器としてスイッチやタイマーがありますが、スイッチやタイマー、センサーも新たに設置することが可能です。一つ検討して頂きたいのは、暗くなると点灯するセンサータイプがありますが、さらに点灯してから数時間後に消灯するタイプのものもあります。門など防犯目的であれば、明るくなるまで点灯しているものが適していますが、庭の中を装飾的に照らす照明は寝る頃には消灯できるタイプが電気代のことを考えれば有効です。
最後に、照明設置の注意点を挙げます。まず、照明は熱を持つため、直接植物が触れないこと、葉や枝をすぐそばで照らさないことは守ってください。夜、あまり明るすぎるのも植物にはかわいそうです。次に、お隣の庭を照らさないこと。車や自転車が眩しくなる照らし方をしないこと。リビングのすぐそばに設置すると虫が集まります。門灯は表札を照らすかどうか確認すること。以上の点をご確認下さい。照らし方のテクニックは、記載するスペースがなくなってしまいましたが、一つだけ提案します。是非、スポットライトの弱めのものを地表20cmくらいでほぼ水平に照らしてみてください。
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