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No.176 購入後の関係 (6/25,2004) 美里学
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住まいの購入を考える場合は、注文住宅であれば計画から入居まで1年くらいかかることはよくある話である。その間、購入予定者も自分の夢のため何度でも打ち合わせをしたいだろうし、ビルダーも契約のためなら何度でも足を運ぶことだろう。
一般には、営業をはじめ設計や現場での確認など何回くらいビルダーの担当者と会って打ち合わせするものなのだろか。資金計画など具体的なプランに入るまでに2回、プランニングに入って3回、内装や設備仕様を決めるのに3回、外構について2回、工事に入って3回。私の感覚では少なくともこれぐらいの手間はかかって当然かと思うのだが・・・。
ところで、いざ完成し、入居後は住まい手とビルダーはどのような関係になるのだろうか?少し前の新聞記事によると、旭化成工業が行った首都圏の宅地分譲住宅地に20年以上住み続けている世帯についての調査では、
・住宅を建てた工務店や販売会社にメンテナンスを依頼しているケース・・・13%
・供給側との現在の関係は何もない・・・56%
という結果から見ると、購入者とビルダーとの入居後の関係は疎遠になっていることがよくわかる。
定期点検といい数年に1回は訪問するシステムを導入しているビルダーもあるが、あくまでも義務的な訪問にしかすぎないのであろう。
ビルダーにとっては単に1物件、購入者にとってもとりあえづ夢がかなった。で時間だけが過ぎていくわけだが、住まいとは生活スタイルの変化等により、常に完璧な住まいであり続けられることなどありえないわけで、時間の経過に伴い増改築やリフォームの必要性もでてくる。
しかし、その段階で当時の担当者が転勤になっていたり、家を建ててもらったビルダーにアフターやリフォームに対応できる部門が充実していないなら、長い目で見て満足できる住まいを購入できたとはいえないのではないかと思う。(最悪、ビルダーの倒産ということも・・・)
最近、入居後の定期点検などの期間を短くしたりアフターサービスに力をいれる住宅メーカーが増えてきている。きめ細かな対応でリフォームなどにも対応し長く購入者と付き合っていこうということであるが、将来にわたって安心して相談できる窓口があるか否か・・・購入時での判断は非常に難しいことなのかもしれない。
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