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No.206 多機能かシンプルか・・・「家庭用設備機器に関するアンケート」 (9/24,2005) 美里学
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設備機器メーカーのノーリツが行った「家庭用設備機器に関するアンケート」で興味深い結果が出ていたので紹介しておこう。(産経新聞に掲載)
家電や携帯電話をはじめ、多機能な家庭用機器が新規登場する中、40歳以上の中高年層にはシンプルな機能を求める人が圧倒的に多いことがわかった。
ノーリツの全国のユーザー会員にインターネットを通じてアンケートし、40歳以上の人から回答が寄せられたものによると、家庭機器の購入にあたって「シンプルか多機能かのどちらを選ぶか」を聞いたところ、60歳代は「シンプル」の回答が19%、「どちらかといえばシンプル」が60%、40歳代でも「シンプル」が10%、「どちらかといえばシンプル」が49%で、「どちらかといえば多機能」(38%)、「多機能」(3%)を上回っている。
この結果を見て改めて認識したことは、ユーザーは多機能だからといって決して満足するものではないということ。
結婚して新生活を始めるときには多くの家電製品を購入するが、その時はきっと多機能につられて、ついそれを選択する人が多いのかもしれない。しかし、実際に使ってみて買い替え時期に入った40歳以上になると、多機能の必要のなさをきっと感じているのだろう。
実際に、何かと機能がついている商品が多いが、ほとんど利用したことがない機能があるのも事実。(私だけだろうか・・・?)そんな余分な機能よりもシンプルで性能の良さを要求するのが、実際に商品を使用してきた40歳以上の考えなのだと思う。
ところで、少し前に大手住宅メーカーの新商品として 「50の提案・100のアイテム・・・」と、うたった商品が記者発表されていた。設備機器と住宅と比べるのもどうかと思うが、ただ、必要ないものを採用して設置しても、それが受け入れられるものではないのは住宅でも同じだと思う。
初めて家を購入する1次取得者にとってはあれもこれも・・・ということになるのが通常だが、建替えや住替えとなると単なる機能やアイテムだけで納得してくれるものではない。何れにせよ、最終的に賢いユーザーが選ぶのは、販売戦略的なみせかけのアイテムではなく、よく考えられた設計ということになるのだと思う。
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