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No.223 05年度住宅・住宅設備アンケート調査  (6/11,2006) 美里学

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 経済産業省がまとめた05年度の住宅・住宅設備アンケート調査によると、「満足」(非常に満足、満足、まあ満足)と答えた住宅購入者は96%で、04年度より1ポイント上昇している。そのうち「非常に満足」は27%にのぼり、04年度より4ポイント、99年度に比べると何と17ポイントも上昇し全体の3割弱を占めるようになっている。

 この調査は昨年12月に、住宅メーカーの一戸建て住宅で引き渡し後2年程度経過した4000件、住宅設備メーカー製システムバス・ユニットバスで使用後一年程度経過した1000件を対象に実施されている。

 住宅メーカーの住宅を選んだ理由(複数回答)では、「大手メーカーだから安心」が76%(04年度は80%)と最も多く、次いで「耐久性、高断熱、高気密など優れた品質性能」が63%(同70%)。今回調査から項目に追加した「優れた耐震性」は61%で3位に入り、耐震性能に対する関心の高さを表している。4位は「営業担当者の説明、企画提案、知識に納得できた」で56%(04年度は54%)となっている。

 また、自由回答では、満足、不満のいずれでも「担当者」や「アフターサービス」についての意見が多く、経済産業省では、「担当者」「アフターサービス」が総合満足度に大きく影響していると分析。消費者が住宅メーカーに求めるものは、住宅という「ハード」面より、プランニングから設計・施工・アフターサービスまでの総合力など「ソフト」面のウエートが大きいとしている。

 一方、システムバス・ユニットバスで「満足」は76%(04年度は77%)。購入のきっかけは、「キッチン、バスルーム、洗面所など水回りの改装」が40%(同43%)、「バスルームだけの改装」は19%(同18%)だった。

 ところで、消費者が住宅メーカーに求めるものは、「ハード」面より、「ソフト」面のウエートが大きいとしているにも関わらず、住宅メーカーの住宅を選んだ理由に「営業担当者の説明、企画提案、知識・・・」があって、設計者の「設計力」とか「提案力」という回答がないのは何故なのか。

 話題になるのは住宅メーカーの営業担当者ばかりのようだが、設計者がいなければ消費者が本当に満足できるプランはできないことを消費者は認識しておかなければならない。

 住宅メーカーの社員配分も営業社員の方が多いのが一般だが、その割合も住宅メーカーごとにも違うしその支店ごとにも違う。大手住宅メーカーのアンケート調査でも、不満の多くは営業と工事担当者に集中しているという現実も知っておかれるとよいだろう。


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