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相談の回答(536)

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● No.536 斜めの擁壁を何とかしたい (1/21,2007)
■ご相談:  はじめまして。いつも参考になる情報、ありがとうございます。現在、木造2階建てを新築中です。完成は3月中旬の予定です。
 建築条件付きの土地を購入し、土地と戸建のセット販売のような物件を購入しました。間取りはフリープランでしたので、条件の範囲内で自由に決めました。相談は外構についてです。(別途、図面等をメールしますのでご参照ください。)
 土地が旗型変形なのですが、北側に擁壁があります。擁壁の向こうは隣家の庭で、170cmぐらい下がっています。
 土地を購入してから気付いたのですが、擁壁が斜めのブロックで、かなり我が家の土地がムダになっています。そこで、この斜面の部分を工事して、使える敷地を広げたいと考えています。
 素人ながら私案としては・・・
(A案)現在ある壁の外に垂直に新しい壁を建て、間を埋め立てて敷地を広げる。
(B案)現在のブロック壁はそのままにして、擁壁デッキ(脚の長いベランダのような感じ)を作り、敷地を広げる。
 という2案を考えています。(高さがあるので、どちらもフェンスは付けたいです。)しかし、いずれも建設会社の営業マンは、「かなり費用がかかりますよ」と言うばかりで、あまり積極的に提案をしてくれません。
 実際には、2月頃に外構打ち合わせをするので、その時に相談しましょう、と言われていますが、私としては、新居完成までには終わらせたいと思っています。(住んでから隣家に説明に行くのもイヤなので。)
 そこでご相談ですが、
(1)上記2案で、費用や工期を考えると、現実的なのはどちらでしょうか?
(2)上記2案、概算で構わないのですが、どのぐらいの費用がかかるものでしょうか?
(3)B案の場合、場所が北側で陽も当たらないので、腐食の心配なウッドデッキはあまり考えていません。こういう用途に使うアルミデッキのようなものはあるのでしょうか?
(4)他にいい案があれば教えてください。
 ちなみに、敷地を広げても、物置置き場や自転車置き場にする程度で考えています。以上、長文にてスミマセン。よろしくお願いします。(神奈川県 匿名希望)
■アドバイス:  先ず、注意しておかないといけないことは、1.7mの高低差を処理する擁壁は「宅造法の規制を受ける擁壁」となり行政の許可が必要だということです。このことは、送っていただいた図面の東側の擁壁の表現(宅造による擁壁)から分ります。
 従って、A案はちょっと無理があるように思います。この件は、外構業者ではなく建築士の方に相談して、法的に問題ないか確認をされる方がよいでしょう。
 費用に関しては、実際に現場を見ないと何ともいえませんが、かなりかかるのは間違いありません。特に、建物が建ってしまうと材料の運搬にも手間ががかかりますし、隣地である下の敷地からの作業も生じるので「かなり費用がかかります・・・」という返事になっているのだと思います。
 感覚的に考えると150〜200万円程度ではないでしょうか。アルミや鉄骨でデッキを設けることは技術的には可能ですが、擁壁同様に150万円程度の費用はかかるのではないかと思われます。
 ところで、建物配置の図面から判断して、現状では北側に行ける通路幅がほとんどないように思います。よって、どう考えても機能的に活かせない部分に費用をかけるメリットはあまりないように思います。
 どうしても北側を物置や自転車置場に利用したいということであれば、容易に北側に行ける通路を確保した建物配置&プランを再検討する必要があるのではないかと思います。 (美里学)
■追加相談:  お世話になっております。ご丁寧なアドバイス、ありがとうございました。追加で少々。
 実はもう新居は建築中でして、先日、上棟が終わりました。変形土地ということもあって、ギリギリに建てている感はあります。ですから、建築プラン再検討は、もうできません。
 ただ、北側部分は、擁壁斜面とその下の部分までウチの敷地であることを知らなかったので、急に、もったいない気分になったわけです。使えない部分に固定資産税を払うのもムダに思えましたし・・・。
 回答いただいた内容ですが、A案は確かに高額になると思っていました。B案であれば、50〜80万円程度でできるのでは、と期待していたのです。
 追加相談としては・・・
(1)B案の場合、材質などによってもっと安価にする工夫はないでしょうか?
(2)一般的に見て、ここまで固執するほどの空地ではないでしょうか?
 感覚的な話でスミマセン。お時間あるときに返信いただければ幸いです。(神奈川県 匿名希望)
■アドバイス:  イニシャルコストを考えると、木材でデッキを作る方が安いかもしれませんが、1-2年に1度は防腐処理を施さないと腐食が早まるので、ランニングコストや手間を考慮すると、コストがかかってもアルミや樹脂性の人工木材を使用される方が無難な場所ではないかと思います。
 個人的には、今の段階で使用目的が明確でなければ特に固執することはないのではないかと思います。 (美里学)



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