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住宅とエクステリア計画の関係
No.3 具体的な計画 (11/21,1999) 美里学
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●駐車スペースからはじめよう
建物の間取りとエクステリアの関係 立地条件や周辺状況を確認したら具体的な計画に入っていくのですが、一番初めに考えておかなければならないことに、駐車スペースの確保の問題があります。
駐車スペースは造成段階で一般的な位置として設定はされていますが、どのような車を何台置くか、そしてどのような頻度で車を出し入れするかによって駐車形態が異なってきます。駐車スペースは、敷地の大きさに対して占める割合が大きく、建物配置や間取りの計画にも影響するので(「住まいにひとこと」の「リビングは東側?」を参照)、ここでよく考えておかなければ後で振り出しにもどることになりかねません。
【図:一般的な駐車形態】
●ゾーニングでトータルに考える
駐車形態をしぼりこんだら、それ以外のスペースに、建物と屋外空間の主庭やサービスヤードなど、イメージしているスペースをラフにレイアウトし、位置関係をおさえていきます。
これをゾーニング計画(ラフな配置レイアウト)と呼びます。部屋の位置関係やエクステリア空間とのつながり(動線計画)などを、具体的な設計に入る前に検討するためにおこないます。
【図:基本的なゾーニング】
●3つのエクステリアスタイル
ゾーニング計画で全体のスペースと配置がまとまったら、次にエクステリアのスタイルについてイメージをかためます。特集Vol.1の「開放的か閉鎖的か」でも述べましたが、エクステリアのスタイルは「オープン」「スタンダード(セミオープン)」「クローズド」の3つに大別できます。それぞれの特徴を把握して、自分の好みや街並みとマッチしたスタイルを選びましょう。
【図:3つの外構(エクステリア)スタイル】
この段階である程度エクステリアのイメージまで決めておくことが、建物を含めた全体としてまとまりのある景観をつくる秘訣となるのです。
●最初が肝心
今、住まいのプランを考えている人の中に、エクステリア計画が後回しになっている人はいないでしょうか。本来なら、ビルダー側からもエクステリアの重要性の説明があるべきなのです。しかし、某エクステリアメーカの調査によると、ユーザーに建物とエクステリアの関係を説明して住まいづくりの提案をしているビルダーは、半数にも満たないとの調査報告もあり、当分の間はこの状況に変化はないと考えられています。
したがってユーザーが、生活空間は室内だけではなく屋外での生活や作業もあることを認識し、『エクステリアを考慮した住まいを考えることがより快適なくらしができる決めてとなる』ことを意識しておく必要があるといえます。
(図版は、YKKapエクステリア(株)の資料より)
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