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A: 「外観はナンの特徴もないモルタル住宅」で、建築時の予算がなかったということから、アンテイーク調のブリックタイルを貼るのをあきらめたとあります。タイル貼
りが施されるとかなりイメージがよくなることは想像がつきます。私なら、もしここが家の顔となる部分であれば、他の予算をまわしてでもタイルを貼ることをすすめたと思います。
さて、モルタル塗りの外壁ということで考えると、タイルを貼るには接着工法(専用の接着剤で貼る)が適当だと思われます。貼る作業そのものは難しくはありません。しかし、柱などはコーナー部が多く、きれいにタイルを割り付けて貼ることはけっこう大変です。アンテイーク調のブリックタイルのよさを出すためにも、あまりタイルの切り物(既成品を切ってサイズを調整したもの)を入れないようにすることがポイントです。
どうしてかといいますと、アンティーク調のブリックタイルは、時間がたって自然に風化した感じを出すため、表面の仕上げをそれらしくしていますが、サイズ調整のため切断すると、その断面だけが色も肌触りも違った感じになってしまうからです。
ですから場合によっては、切り物が入らないように下地をつくり直した方がいい場合もあるでしょう。こうなると作業としては専門の業者に依頼する方が無難だと思われます。
また、タイルは貼ったあとに目地を詰めなければなりませんが、アンテイーク調のブリックタイルの場合は、目地部分に専用の細いコテで詰めていくという面倒な作業もあります。低い花壇などのレンガ積みやタイル貼りは、多少汚く納まってしまってもそんなに目立つものではありませんが、柱などは視線に近い位置で目に付く部分でもあり、施工の精度もそれなりには要求されると思います。
購入に関してですが、アンテイーク調のブリックタイルは取り扱いメーカーが多く、メーカーにより色味や風合いがかなり異なります。
少し悲観的な応えになってしまったかもしれませんが、「できることは自分でやる」「出来ないことは依頼する」として納得するまで調べてみて下さい。ハビタットも協力します。 (美里学)
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