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A: 「犬走り」とは、建物の周囲や軒下を砂利やコンクリートなどで敷き固め、建物や構造物の直接地面に接する部分を保護するものです。
犬走りを設けることで、雨による水跳や湿気から建物を守る他、雨の日の建物周りの足元の悪さの改善にもなります。また、意匠的に建物の足元を引き締めるという意味で和風の建物にはよく用いられたりします。
湿気抜きには逆に悪影響と思われているようですが、砂利を敷くだけでは確かに乾きが悪いといえますが、建物際はコンクリートを打ち軒先の足元(樋下)に砂利を敷くという処理の仕方が一般には多く用いられているかと思います。ということは、犬走りの設置には建物の周りにある程度の余裕が必要と考えてもいいかもしれませんね。
しかし、最近の建物は、昔の建物とは異なり基礎もしっかりコンクリートで造られていますし、樋もほとんどの場合が設置されていることを考えると、機能面では犬走りが必要かといえばそうとも言い切る必要はないかと思います。
どちらかと言うと和風建築のエクステリアデザインのひとつとして考える方がベターかもしれません。
敷地に余裕がない場合で、歩く為に犬走りを考える場合には砂利を敷き込むよりも、コンクリート平板や板石を歩行部分(飛び石風)に置くような方法の方がいいかもしれません。
(美里学)
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