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No.963 ポプシーの枯れ (12/14、2003) |
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Q:
コニファーのポプシーという木についてご質問させてください。
2週間前に植木業者にてポプシー(2mくらいのもの)を植えてもらいましたが、葉が枯れてきています。粘土質の土の為植付けの際黒土に入れ替えてもらいましたが、下の方はあまりに固い土が出てきた為掘ることが出来ず多少盛り上がる形で植えつけました。上には腐葉土をかぶせています。
年内は毎日たっぷり水をあげる様言われたので雨の日以外は夕方毎日たっぷりあげていました。しかし4、5日後に葉の下の方または中のこみいっている部分が枯れている事にきがつきました。
業者に電話できいたところ、込み合っている部分は風通しが悪く枯れる場合がある、葉の先のほうなら水不足といわれたのでそのまま水をあげて様子をみていましたが、風通しとは関係ない表面の葉までだんだん枯れが見え始めています。
まだ全滅という状態ではなくぱっと見は緑ですがなんだか元気もなくなっている様で心配です。
その後ネット等で調べたところ、地植えのコニファーには水を与えてはいけないとありました。水不足かと思い毎日あげていましたが、もしかして、過剰に与えすぎだったのかとも思い、どちらが正しいのか分らなくなってしまいました。
もしも水のあげすぎによる根腐れを起こしているとしたら、この先水をあげず天候のみにまかせていれば根腐れはストップしもちなおすでしょうか?
ちなみに、同日に植えてもらったコニファーのムーンブロウ(1.5m程度)は問題ありません。ただしこちらは芝生の中に植えているため少し条件は違います。(神奈川県 くまくま)
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A:
まず植え方についてですが、盛り上げて植えるという(高植えという)のは根腐れをしやすい樹種にはかえって良いです。
ただし高植えの場合、余分な水分は抜けやすいですが、土の性質によって立米あたりの保水量が決まっていますので、木が必要とする水分量を保持できる”盛り上がり”の大きさが必要です。
また水やりについてですが、植えてすぐでは根が発達していないので根が必要な水分を吸い上げることができません。ですからそれを補う程度の葉水をやる必要があります。
それから葉についてですが、表面の葉は色が悪くなってくる程度ではありませんか?冬にむけて日照時間が短くなると、光合成量もおち、葉の色も変化します。本当に枯れると水分がいきわたらなくなるのでカサカサになります。懐の部分はそういった感じだと思います。
またその業者さんがいうように風通しが悪い(日光が当らない)と葉は光合成できずに枯れていきますので、内側にも日光があたるように、枯葉や枯枝は取り除きある程度の剪定してあげることが必要です。
木が生育するためには水、日光、窒素をはじめとする養分、そして温度が必要です。これは樹種によって適量が違いますが、その基本的な生理はかわりません。
ただ2mのポプシーには何ml/1日の水をあげる、などというようなことは植えられた環境がちがうのでいえません。ですからひとによって言い方、表現方法、またやり方などが違ってくることもあると思いますが、その基本生理に外れたようなことはいっていないはずです。
さまざまな情報の中から、”なぜそうするのか”ということをひろっていくと、おのずと求めている木の生理が導いていけると思います。植物は機械ではないのでこれをやったから直った、逆に悪くなったなどとすぐに答えはでませんが、くまくまさんのようにそのポプシーに一生懸命取り組んでいくという姿勢が、よい方向に状況をすすめていくと思いますので、そのままがんばり続けてください。
(鈴木北斗)
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返事:
お返事有難うございました。その後、木の状態は落ち着いてきており枯れていく症状もとまってきたように思います。葉のちくちくする感じが弱まって衰弱してきているように感じていたのもだんだん復活してきてまたツンツンと刺すような痛い葉になってきたので安心しました。
最初に質問してから後、最近は雨の日が多いので暫く散水はやめており、自然にまかせています。今後はあまりに晴れの日が続き土が乾いている時だけ水をあげるようにしながら様子を見ていこうと思っています。又何かトラブルがあった時には相談させてい頂きます。(神奈川県 くまくま)
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